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頭痛の日(2月2日・2月22日)

「2(ず)2(ツー)」の語呂あわせ。ジョンソン・エンド・ジョンソンが2001年に制定した。それとは別に「頭痛撲滅委員会」が2月22日を頭痛の日として制定している。

頭痛はありふれた症状で、外来初診患者の約10%が頭痛を主訴とする。
日本人の3~ 4人に1人(約3000万人)が「頭痛持ち」である。そのうち2200万人が緊張性頭痛840万人が片頭痛、1万人が群発頭痛といわれる。クモ膜下出血・脳腫瘍による頭痛は、毎年約1万人~3万人に発生する。
日常生活に支障ある頭痛を、世界中で最低40%の人が経験する。
男性よりも女性のほうが頭痛の症状を訴えることが多く、筋緊張性頭痛の6割、片頭痛の8割が女性である。

緊張型頭痛が発症する原因としては、精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合っていると考えられている。
「片頭痛」は「偏頭痛」とも書き、「へんずつう」または「へんとうつう」と呼ぶ。朝、目が覚めて起きた時から頭痛として感じる場合や、太陽の光などを頭や目に受けて頭痛が起こった場合は片頭痛の可能性が高い。激しい運動後や緊張が解けてほっとした時、休日などにも起こりやすい

生活習慣改善による予防
緊張型頭痛:・長時間座りっぱなしのことが多い人は小まめに気分転換をはかり、背筋を伸ばすなど適宜筋肉を
       ほぐすようにする。
      ・ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、首や肩をマッサージする。
      ・ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行うようにする。
片頭痛:・過労やストレスを溜めないよう、こまめに気分転換をはかる。
    ・睡眠不足・睡眠のとり過ぎも片頭痛が起こりやすくなる要因となるので規則正しい生活を心がける。
    ・頭部への直射日光を避ける。
    ・片頭痛の場合、安静にして痛むところを指で軽くおさえたり、冷やしたりすると痛みを緩和できる
     場合がある。
    ・まれにカフェイン飲料が効くこともある。